【ケガの発生要因と予防対策】その2
リオオリンピックがいよいよ来週に迫って来ましたね!
選手達もぞくぞくと現地入りし開幕までの期待が高まってきた感じがします。
関東もようやく梅雨明けとなり学生は夏休み中、部活動で普段以上に激しい運動をしていることでしょう。
今回も前回からの続きで5つの要因のうち残り3つを紹介します。
③肥満
当然ですが体重が多い=肥満ではありません。
筋力以上に脂肪を過度に蓄積させれば運動能力も落ちる上、下半身の筋力・関節に負担をかけてケガの原因となります。
体重による関節への負担が軽度で脂肪を燃やす効果の高い運動
・水中ウォーキング
・自転車ペダリング
で脂肪を減らしながら身体を支える役割を持つ大腿四頭筋(太もも)を鍛えましょう。
減量よりも脂肪燃焼を重視し、筋肉減少を防ぐことが大切です。
○予防対策の例…食生活(栄養バランス)の見直し、脂肪燃焼の運動
④関節不安定性
関節の動く範囲が必要以上に大きく幅広い場合もケガの原因につながります。
これは柔軟性があるのではなく関節がゆるく不安定な状態です。
・体質的な先天性のもの(女性は特に関節がゆるい傾向)
・捻挫や脱臼、靭帯損傷から生じてしまう後天性のもの
があり、どちらも関節周囲の筋力強化が必要です。
また、ケガをした時には適切な応急処置とその後のリハビリをしっかり行う事が重要です。
○予防対策の例…筋力トレーニング、応急処置、(※)テーピングとリハビリ
※自己判断ではなく整骨院等専門知識のある機関での対処が必要
⑤骨の形態(アライメント)
O脚、X脚と言えばわかりやすいかと思います。
特に日本人はO脚が多いと言われていて、程度の差はあれど骨の彎曲(わんきょく)やねじれが強い傾向にあるため、筋肉や関節に負担がかかりやすいです。
先天性によるものがほとんどのため、意識しないままランニングなどの繰り返しの動作を続けているとケガを起こしやすいです。
O脚の人はランニングの際、足の外側から着地することが多く、膝の外側を痛めるケースが見受けられます。
通常の歩行でも靴底の外側が減りやすいため、
更に足が外側へ傾く→彎曲が大きくなる→ケガしやすい状態になるのです。
普段から靴底を確認して減り方には気を配るといいでしょう。
○予防対策の例…自身の骨形態(O脚・X脚)の確認、疲労回復、靴底の確認、ストレッチ
【まとめ】
①から⑤までのまとめとして、ケガをしない身体作りの基本は日常の自己管理からと言えます。
やみくもに鍛えれば健康な身体が手に入る、というわけではありません。
基礎体力強化の運動やウォーミングアップ、クールダウン、入浴と睡眠をゆっくりとるなどして体調を万全な体制に整えることが大事です。
大会などがある場合、無理な練習でケガをして肝心の本番を迎えられないのはもったいない事です。
避けられるリスクはしっかり対策をする、不意のトラブルでケガをしてしまった際には速やかに専門知識を持った機関を受診し早急に治療しましょう。
当院でも最近学生さんが部活動などでケガをして来院される事が増えております。
早期治療を心がけておりますのでご相談いただければと思います。
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