スタッフの金子です。
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、8月の猛烈な暑さがウソのように落ち着きましたね
熱帯夜からも解放され、やっと安眠を手に入れたという感じがします
さて前回のブログ同様身近な人間の話になりますが、私の母親がここ数年洗い物の最中にお皿やコップを落として割ってしまうことが多くなり、年を取って手に力が入らないと嘆いていました。
というわけで今回は握力の低下はただ単に加齢によるだけなのか、どんな影響を及ぼすのか、どう対処すればいいか、そんなお話をしたいと思います。
【日常生活への影響】
皆さんはADLという略称を聞いたことはありますか?
QOL(クオリティ・オブ・ライフ/生活の質)という言葉はもしかしたら聞いたことがあるかもしれませんが、これは健康、人間関係等の環境といった大きなくくりではなくADL(アクティビティズ・オブ・デイリー・リビング/日常生活動作)という、日常生活を送る上で不可欠な基本的行動への指標の事です。
握力が低下していると、以下のような動作に支障が出てきます。
1.長い時間買い物袋など重いものを持てない
2.ペットボトルのキャップ、ビンのフタが開けない
3.ドアノブをひねって開けるのが難しい
4.手から物をよく落としてしまう
5.箸を用いた食事が難しい
1→2に進むごとに握力の低下の度合いが進んでいるとされ、5の箸がスプーンですら困難となれば介護が必要なレベルと言えます。
脚やお腹の筋力と同様、握力も40代前後(生活習慣によってはより早く)から低下するため1や2のような感覚があれば他の部位のようにトレーニングを開始したいところです。
そのトレーニングのお話をしたいところですが、握力の低下について調べているうちに驚いた内容があり、それが思いのほか長くなってしまったため次回に続けたいと思います。
次回は
【握力の低下が死亡率の上昇につながる?】
【トレーニングをして握力低下を防ごう】
といった内容でお送りしたいと思いますのでよろしくお願いします
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