12月に20℃を超える夏日を記録した4日と5日、そしてその2日後くらいから一気に例年通りの冬の気温に戻るという急激な気温の変化の影響からか、当院ではその辺りを境に腰に負担が出た方やケガの方が多くご相談にいらっしゃっています。
寒さによって身体に負担が増加することは施術の際にもよくお話ししておりまして、筋肉が固くなりやすい寒い時期はケガしやすくギックリ腰などが起こりやすいため注意が必要です。
年末は無理が重なることも多いため、寒さへの注意と対策をお話しできればと思います。
【寒暖差疲労】
前日との気温差が5度以上あると体温を調節するため自律神経が普段以上に働くことになります。
寒暖差から身体を守るためにエネルギーを使い疲労する事を寒暖差疲労と言います。
12月上旬は数日で10℃近く変化していた事を考えると身体への負担は相当なものだったでしょう。
そして寒暖差疲労が蓄積してくると自律神経の働きが弱くなり、ケガの元となる筋肉の緊張の他にも
・倦怠感(だるさ、眠気)
・冷え性(体幹部、末端)
・疲労感
といった体の不調につながります。
上記の状態は血行が悪くなるので、そこから免疫力の低下、病気に対して弱くなる可能性があります。
寒暖差疲労に対しては、体温の変化に気を配ることが大事です。
・内臓を冷やさないようなるべく食べ物や飲み物は常温以上で摂る
・外気温の変化だけでなく冷暖房による気温差にも対応するため服装で温度調節する
などで体本来の機能を維持したいところです。
【まずは内臓を温める事を意識】
手や足といった末端の冷えが強い場合、その冷えのある部位を温めるよりも腰やお腹周りを温めるのが大事です。
冷えに対して人間はまず身体にとって重要な内臓の機能を維持するため優先的にエネルギーを使います。
腰やお腹を腹巻やお腹まで覆えるインナーパンツ等を着用して内臓を寒さから守る事で効果的に手足の冷え対策が有効になってきます。
冷え予防の対策としてお腹周りに着用する下着の他にはカイロを貼るのが有効です。
肌に直接当てると低温やけどの恐れがあるので下着や服の上から、貼る位置としては
腰まわり、だいたい腰と骨盤の間辺り
手の場合は
背中の真ん中、肩甲骨の下辺り
この辺りに貼ると末端に向かう血液にも影響を与えるため全身が温まりやすくなります。
内臓(お腹)周りの冷え予防は同時に肩や腰の筋肉緊張の緩和につながっていきます。
次に冷えに気をつけるのは首まわりと足首です。
屋外の場合マフラーを着用しとすき間から体温が奪われるのを防ぎます。
足首はインナーとしてタイツを着用し、可能であればレッグウォーマーをするのもよいでしょう。
服装は冷えの予防ですが、お風呂で身体の奥の筋肉をしっかり温める事も大事です。
半身浴で30分以上入浴する方法は、ダイエットや美容目的であれば良いのですが、冬場の冷え対策としては上半身の体温が逃げてしまうため効果的とは言えないようです。
41~43度のやや熱めのお湯に10分前後、肩までとは言わないものの胸元まで入ってしっかり身体を温めるのが冬場の冷え対策として良いようです。
ただし熱いお風呂は交感神経が活発になるため寝る直前は避けたいところです。
【筋トレやストレッチ、マッサージで血流を促進する】
筋トレによって効果が出てくるのは継続をして3か月~半年位(個人差あり)なので、次のシーズンを見越して、そしてストレッチやセルフマッサージは血行不良の改善が見込めるので以前のブログを参考にやってみてもらえたらと思います。
当院は年内は29日まで、年始は4日から診療していますので今は大丈夫でも年末頑張り過ぎて負担が出る、年明けに気が抜けた途端身体に出る可能性もあります。
少しでも楽な状態で年越し、仕事始めを迎えられるようサポートしていきますので気軽にご相談頂ければと思います。
つらい腰痛・肩こり・膝痛にお悩みの方は埼玉県深谷市の腰痛改善『のぞみ整骨院(接骨院)』へ
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