スポーツと膝の痛み

今年のカレンダーもめくると残り1枚になり、年の瀬を感じるようになってきました。

急激に寒さも強まってきているため、中腰や重い物を持ち上げたりスポーツの最中に筋肉が温まり切っていないとケガをする可能性も高まっています。

前回は加齢による膝の痛みをお話しましたが、今回はそんなケガによる膝の痛みについてお話していきたいなと思います。

 


【筋肉や腱への膝の痛み…靭帯損傷

筋肉や腱への膝の痛みは急に強い力が加わる、あるいは負荷をかける習慣で起こります。

 


【膝に起きる事】

・膝の内側や外側、全体が痛む

・膝の不安定感(ぐらつく)

 

スポーツをしている最中に強い痛みが出た際には靭帯を痛めている可能性があるので、速やかに中断して受診できる機関(接骨院や整形外科のある病院)に向かいましょう。

 


【膝周りの構造と損傷】

膝は太ももの骨とすねの骨があり、間に関節軟骨と半月板がクッションになっています。

 

そして周囲を側副靭帯(そくふくじんたい)が、中央の辺りに十字靭帯があり、

膝の前に保護するためのお皿(膝蓋骨(しつがいこつ))には上に大腿四頭筋(太ももの筋肉)、下には膝蓋靭帯(しつがいじんたい)が伸びています。


【膝の痛み…側副靭帯】

 

  • 内側側副靭帯損傷

・膝の内側の痛み内側方向へのぐらつき

・原因/膝の外側からぶつかる等の強い衝撃、転倒で膝を強く捻る

 

  • 外側側副靭帯損傷

・膝の外側の痛み外側方向へのぐらつき

・原因/膝の内側からぶつかる等の強い衝撃、転倒で膝を強く捻る

 

ラグビーやサッカー、柔道等が靭帯を痛めるきっかけが多いスポーツだったりします。


【膝の痛み…十字靭帯】

 

  • 前十字靭帯損傷:

・膝の痛み、膝の下が前方にぐらつく

・原因/急停止や方向を変える際の捻じる動作、ふくらはぎ下辺りへの強い衝撃

 

  • 後十字靭帯損傷

・膝の痛み、膝の下が後方にぐらつく

・原因/転倒時に地面にぶつける等の膝への強い衝撃、すね方向からの強い衝撃

 

バスケットボールやバレーボールといった身体の方向を急に変える必要があるスポーツ、前方や後方からの接触プレーのあるサッカーやラグビーが痛めるきっかけが多いです。

 


私自身は幸いにしてスポーツで靭帯を痛める事態にはならずに過ごせたのですが、当院の院長は学生時代から今の仕事に至るまでサッカーを続けています。

 

サッカーの接触プレーによる衝撃は膝の靭帯を痛めるもので、膝の痛みの他に曲がらなくなるロッキングという症状が出てしまったのです。

 

当時、総合病院でMRIを撮っても靭帯を痛めているのか半月板が傷ついているのか判別がつかず内視鏡を入れないと対応が出来ないという状況だったそうです。

 

そんな中でその時勤めていた接骨院で施術してもらった結果、曲がらなかった状態が改善して再びサッカーも出来たということでした。

 

学生時代からのケガも含め、こういった経験が膝に対する知識や手技を磨くきっかけとなったということです。

 

現在は同じようにサッカーをはじめとするスポーツを一生懸命やっている患者さんの気持ちをくみ取ったうえでケガの度合いからどこがどうして痛めたのか、どれくらいで復帰の目処がつくかをしっかりとお伝えしています。

 

 

また、成人の方で現在スポーツはしていなくても、学生時代に痛めた場合には古傷化して冬場や台風の時期に疼痛を起こすことがあります。

 

無意識のうちに古傷をかばうクセがついていると身体のバランスが崩れて反対側の膝に影響を及ぼしたり腰痛に繋がったりします。

 

こういった直接のきっかけがはっきりしない慢性的な痛みはメンテナンスコースで対応出来ますのでご相談下さい。

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