いよいよ冬の気配が強まり、朝布団から抜け出すのが辛くなってきました。

皆さま体調はいかがですか？受付の正木です。

インフルエンザが流行し始め、寒さと乾燥から風邪もひきやすくなるこの季節になると、家族からのリクエストが多くなる我が家の定番スープがあります。何だか風邪の予感がするとき、仕事や勉強で疲れた時、もう少し元気が欲しいとき、このスープを飲むとあら不思議！何か調子良くなってきたみたい。そんなスープのレシピを今日は紹介させていただきます。

ニラと豚バラとニンニクのスープ（4人分）

豚バラ薄切り肉　　　　２００ｇ

ニラ　　　　　　　　　１束

ニンニク　　　　　　　２片

わかめ　　　　　　　　適量

たまご　　　　　　　　1個

水　　　　　　　　　　６カップ

鶏がらスープの素　　　大さじ２

塩コショウ　　　　　　適量

１．鍋に鶏がらスープの素と水を入れて沸騰させ、薄切りにしたニンニクと、食べやすく切った豚バラ薄切り肉を入れて煮る。

２．５ｃｍ幅に切ったニラと適量のわかめを入れて、サッと煮る。

３．具材に火が通ったら溶き卵を回し入れ、塩コショウで味を調える。

以上です。簡単でしょう？しかし、このスープには驚くべきパワーが・・・。

ニラとニンニクに含まれるアリシンはビタミンB1の吸収を助け、疲労回復や滋養強壮の効果があり、尚且つ強い抗菌作用があるため抗生物質として機能します。豚肉に含まれるビタミンBも疲労回復、滋養強壮の効果があります。たまごの良質なたんぱく質はエネルギー源として働き、疲労回復や内臓の働きの活性化を促します。わかめに含まれる食物繊維のフコダインが細菌やウイルスから身を守ります。

というわけです。美味しくて栄養満点のこのスープ、ただ１つ難点があるとしたら「ニオイ」でしょうか。しかし、ここに救世主が！ニンニクの臭い消しには牛乳が良いと言われていますが、最近ではリンゴジュースが効果的な事が分かったそうです。前回の私のブログでお話したりんごの秘密。さらに臭い消しの力まで持っていたとは、本当に驚きです。

さて先日、今は離れて暮らす息子たちと食事をする機会がありました。その席で私が「うちのおふくろの味ってなんだろう？」と聞いた時、二人が口を揃えて「ニラと豚バラとニンニクのスープじゃない？」と言いました。ああそうか。私は料理が得意じゃないけれど、ちゃんとおふくろの味があったんだなと少しほっとしました。

寒い日が続きますが、皆様もどうかご自愛ください。

よろしければ、スープも試してみてくださいね。

 

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