新年度に入ったもののなかなか落ち着かない日々ですがいかがお過ごしでしょうか?
スタッフの金子です。
このところ温かくなってきたので私は部屋の空気の入れ替えと共に身の回りの掃除や整理整頓を行う機会を増やしています。
その一環で衣類や履物の消毒もしようとスリッパを手に取った所びっくり。
よく見ると踵部分の布地が薄く削れていたのです。
自分の立ち方を改めて意識してみると踵に体重がかかっていて時間が経つと違和感がある事にも気が付きました。
ストレッチを行い身体の歪みに関してアドバイスしていますが、自身の身体についたクセが強いことを再確認をしました。
というわけで足の重心のかかり方からわかる骨盤の歪みと原因、歪みを緩和させる方法について自分自身の復習と再度の実践を兼ねて今月はお話していきたいなと思います。
「重心の偏り=身体の歪み」
重心が踵にかかっている場合
・O脚
・骨盤の傾き
が生じていると考えられます。
【O脚】
O脚かどうかに関しては両足の踵を揃えた状態で
・太もも
・膝
・ふくらはぎ
が指2本分以上離れているのが目安です。
また、靴底の擦り減りが踵に出る傾向があります。
O脚は骨が曲がってしまったわけではありませんし、左右の脚で成長する長さが違う事も基本的にはないようです。
なりやすいかどうかは遺伝のような先天的要素もありますが、生活習慣等で生じた後天的要素である事が多いです。
【歪みが出やすい生活習慣】
・椅子に浅く座ってもたれかかる様な負担のかかる姿勢で長時間過ごす
・サイズが合ってない、サンダルタイプ、ヒールが高いような足元が不安定になる履物が多い
・運動不足で脚の内側外側の筋力バランスが崩れている(O脚は内側弱く外側が強い状態)
上記の状態は同時に骨盤の傾き(尾てい骨部分が前に傾く)も強くします。
そのため
・身体の姿勢を正す
・負担のかかっている部分の筋肉をゆるめる
・弱くなった部分の筋肉をつける
という事が緩和させる要素となります。
今回はまず姿勢のポイントをお伝えしたいと思います。
このように姿勢に関しては背筋を伸ばす事よりもアゴを引く事がポイントになってきます。
頭の部分の重量が背骨と骨盤で支えられていないと全体が歪んだ状態でバランスを取ることになります。
この状態を維持するための筋肉を緩めるストレッチと筋力のトレーニングは改めて自身で実行した上で次回お話していきたいと考えています。
自宅で仕事をする等、動く時間が減る傾向にありますので過去のブログを参照してストレッチや筋トレを試してみて下さい。
また、お身体の不安がありましたら気軽にご相談頂ければと思いますのでよろしくお願いいたします。
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