生活リズムを振り返る

 

スタッフの金子です。

5月も間もなく終わりとなり早いもので上半期も残り1ヶ月となりますね。

先月7日からの緊急事態宣言が25日に解除になり、プロ野球開幕の目処も立つなど動きが見られました。

上半期残り1ヶ月が今後に繋がる良い意味での変化の1ヶ月になればという希望を抱いています。

 

深谷市でも来月1日から学校再開ということで不安と安堵の気持ちが入り交じった親御さんも多い事でしょう。

隣に住む私の甥っ子も休校中だったので、学校再開で子どもたちには少しでも日常を取り戻してもらいたいものですね。

公共施設は6月末まで休止という事ですので、公民館や体育館を借りて運動していた方はもう少しの我慢といったところでしょうか?

私も図書館が再開した際にはマナーを意識して施設側の負担が少しでも軽くなるよう利用できたらと思っています。

 

そんな中、この2カ月近くの自粛生活でテレワークや休校、プライベートでの外出制限もあって

・睡眠時間、サイクルの乱れ

・食事や間食の時間、量の変化

・自宅中心の生活による運動量の低下

といった事は感じていませんか?

いずれか、もしくはすべてに心当たりがある場合は基礎体力や筋力の衰え、基礎疾患にも繋がる可能性もあります。

 

次の感染拡大の可能性が出ている中でマスクや消毒、うがいといった備えの他にもご自身の身体を整えていきたいところです。

今回は自粛生活から日常に戻していく中で身の回りを見直してもらうためのお話をしていきたいなと思います。


【睡眠】

通勤時間がない分、就寝と起床時間が遅くなったりしていませんか?

休校中の学生さんは学校という生活サイクルの基準が機能していないためリズムが乱れやすくなっている事でしょう。

睡眠のサイクルが乱れている場合、たとえ疲れを取ろうと普段より長く寝ても調子が戻るのは難しいです。

 

就寝起床時間、並びに睡眠時間を一定にする事が重要です。

最初に起床時間を同じにするとサイクルの修正がしやすくなります。

 

感染症の抵抗力低下を防ぐために必要ですので乱れを感じる方は調整して行ってもらえたらと思います。

 

正月休みにも似た身体の状態とも言えますので以前紹介した対処法もリンクがありますので参考にしていただければと思います。

テーマ:身体が痛いから寝れない

テーマ:年始に崩れた身体のリズムを取り戻そう


【運動】

運動していない場合の体重の増減として

 

・体重が増える→脂肪が増えた

・体重が減る→筋肉が衰えた

 

と考えてよいでしょう。

デスクワーク中心に加えて通勤で歩いたり立っていたりする時間がなくなった方も多いかと思われます。

テレワークではオフィス以上に座ったまま動かない状態が多くなるということで、特にお尻から脚にかけて筋肉が落ちているのではないでしょうか?

 

下半身の筋肉は全体の7割を占める部分ですが、身体は内臓周辺の活動を優先しています。

なので使わないとみるや真っ先に筋力低下していきます。

筋力が落ちる事は

 

・基礎代謝で消費するカロリーが減る

・血流や水分代謝が悪くなり、むくみやすくなる

 

事にも繋がるのでまずは座ったままの時間が続かないように椅子から離れて立つ時間を作る

そしてウォーキングかスクワットを行ってお尻や太ももに刺激を加えると良いでしょう。

 


【食生活】

野菜の値段が上がったり、お子さんや旦那さんが在宅で食事をするようになり、世の奥さんお母さん方は頭を悩ませている事でしょう。

しかも今までの生活サイクルとは異なるため同じように食事をしていても前述のとおり

 

筋肉が落ちる → 基礎代謝も落ちる → 消費カロリーが減る

 

となりますのでどうしても脂質、塩分、糖質過多になりやすいです。

一人暮らしでの在宅勤務の場合には食事の時間も乱れているかもしれません。

また、仕事の傍らにお菓子を置いていると肝心の食事量が減ってバランスが悪くなります。

 

・時間を決めて食事を摂る(特に朝食をとれるように)

・仕事中、手に届く範囲に食べ物を置かない

・お茶碗のご飯を少し減らす

 

偏食間食で栄養バランスが崩れることは感染症への抵抗力低下にも繋がります。

当たり前の内容になっていますがお気を付けください。

 

当院のスタッフブログでは食生活の事にも触れる内容がございますので合わせて見ていただければと思います。

また、院内で配布しているニュースレターにもレシピを掲載しておりますので興味がある方はご来院の際にはお持ち帰り下さい。


以上のように生活のサイクルが崩れてくると体力や免疫力に影響が出てきてしまいます。

今年は梅雨、そして夏場にもマスクを着用する生活となる事は避けられません。

 

多くの方がそういった経験がないか不足している状況なので、熱中症対策と合わせて感染症対策をしていく中で身体の抵抗力を落とさない事も重要です。

 

当院でも怪我の治療だけではなく血流の改善や筋肉の慢性的な緊張に対してアプローチをしております。

免疫力向上にも繋がりますので、動かず耐える生活で身体の動きが悪くなったと感じましたらご相談いただければと思います。

 

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