スタッフの金子です。
4月も終わり、5月になろうとしています。
当院では5月2日から5日までの期間をお休みとさせていただきますが、すでにゴールデンウィークに突入されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
様々な過ごし方はあるとは思いますが健康第一に休みを過ごせるようにしたいものですね。
【油断できないこの季節の寒暖差】
中旬から下旬にかけて一日の寒暖差が大きく、15℃を越える日もあり服装選びが難しい今日この頃です。
こういった気候の変化による自律神経へのストレスは一日(もしくは前日)の気温差が4℃以上で感じる言われています。
自律神経に負担がかかると
・慢性的な肩こりや腰痛が強く出やすくなる
・疲労感
・手足の冷え
普段通り生活していたのにそういった事を身体に感じるという方は多いと思われます。
身体には血行不良が起きており、放っておくと免疫力の低下に繋がるため注意していく必要があります。
【身体の中と外から温度を保つ】
寒暖差による不調は肌と内臓に急激な温度の変化が起きないよう意識することがポイントになります。
〇内臓は冷やさない事
自律神経が気温の急激な変化で負担がかかると気温が高いにもかかわらず手足が冷たかったり逆に火照っている状態になります。
手足の冷えは直接アプローチしたいと血行不良+体温調節が上手く働いていない状態です。
手足を直接温める事よりも胃腸に負担をかけないようにする事が大事です。
・暴飲暴食、不規則な時間の食事を避ける
・冷たい食べ物、飲み物を控える
・疲労回復効果のあるビタミンB1を摂取(豚肉や大豆など)
(余談ですが、私は朝食に牛乳にきな粉とバナナを混ぜてプロテイン代わりに飲んでおります)
〇就寝・起床時間を規則正しく保つ
深夜の就寝や睡眠時間が6時間を切ると自律神経に負担がかかり寒暖差に対して弱くなりやすいです。
特に休みの期間中は生活リズムが乱れやすいため、朝の疲労感を少しでも軽減したい時には普段通りの就寝起床を心掛けると体調をコントロールしやすいです。
〇ゆっくりと入浴する
体温より少し高めの38~40度程度の半身浴で10分程度過ごし、副交感神経を優位な状態にすると自律神経への負担軽減に有効です。
42度を超える熱いお風呂は交感神経が活発になるためこの季節の寒暖差に対しては避けたいところです。
〇身体をほぐして血行を促進する
寒暖差があるとはいえ冬場よりも外気が落ち着いているためウォーキングでふくらはぎを動かして脚からの血液循環を良くするのも有効です。
そしてラジオ体操。
昔からある準備運動になりますが、健康増進の目的で考えられており動作をしっかりと行うと身体の血液循環や筋肉の緊張緩和を促してくれます。
この2週間ほどの間に新たに当院に来院されている方は、寒暖差も不調の要因の一つとして考えられます。
ゴールデンウィーク期間中に身体を休めたはずが思ったよりも疲労感が抜けない、肩や腰が重だるい感覚があるといった場合は同様に寒暖差によるものも考えられるため参考にしていただければと思います。
お身体の状態をセルフケアで変化が乏しいと感じた際には当院にご相談下さい。
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