腰痛対策に~お尻・もも裏をストレッチしよう~

冬季五輪も始まり東京五輪に引き続いて注目されている方も多いと思われます。

私は特に高梨選手や羽生選手が印象的で、競技結果の無効や失敗で思うような結果とならずメダルが厳しい状況となっても目の前の競技に真摯に向き合い会心のジャンプや演技を行ってみせた事でした。

一流アスリートのフィジカル面からのパフォーマンスも魅力がありますが、こういった逆風の際にみせるメンタルの強さに称賛を送りたいと思いました。

「心技体」の「技」や「体」に目が向きがちなため、自分自身もっと「心」の部分をもっと大事にしたいと感じた冬季五輪、この後もメダル以外にも目を向けたい所ですね。

 


そしてそんな冬季五輪のさなか、深谷でも雪となり数年前の大雪を思い出しながら過ごすこととなりました。

幸い積もる事無く止みましたがやはり雪の前後は気温が下がっていて底冷えする感じがします。

寒さは血行不良と運動不足から筋肉が固くなりやすいです。

というわけで今回は前回お話していたストレッチについてお話していこうと思います。


【腰が痛い→お尻ともも裏が固い事が多い】

日常生活、仕事の作業や姿勢でズレや偏った負担がある場合、腰ですと患部にアプローチするのも大事ですが骨盤と連動している

 

 

・お尻周り(大殿筋、中殿筋、小殿筋)

腰から脚に向かって出ている神経(坐骨神経等)の出口周辺である

・もも周り(ハムストリングス)

の緊張を緩和して負担を軽減するストレッチが普段ケアしきれていない部分にアプローチしやすいです。


【体を整えましょう】

まずはあお向けの状態で力を抜きます。

お腹から息を吐く事を重視して深呼吸をすると筋肉の緊張が緩みやすくストレッチのしやすい状態に整っていきます。

 


 

【①】

両手で膝を抱え、膝を胸に引き寄せます。

目安は身体の固さに合わせて筋肉が少し張る位の感覚で引き寄せると良いでしょう。

そのまま膝を胸に引き寄せていってお尻の付け根~もも裏を伸ばしていきます。

 

【②】

膝を抱えたまま、今度は引き寄せる方向を対角の肩(右脚のストレッチであれば左肩の方向)に伸ばしてお尻の奥の筋肉を伸ばしていきます。

 

【③】

膝を外方向に傾けて内股関節や内ももを伸ばしていきます。

 

【④】

膝を抱えたまま脚の付け根(股関節周り)を回していきます。

 

①~③を3~5秒位ずつ

④を内回り外回り各8~10回位を3セット

 

①~④を左右の脚で行うケアとなります。

 


【行うタイミング】

お風呂上りの身体が十分温まっているタイミングが望ましいです。

お風呂にゆっくりと浸かっていれば筋肉の緊張が緩みやすく血液循環が活発になっているためストレッチがやりやすいです。

理想のタイミングを言えば、という事なのでご自身の継続しやすい時間帯で行えるといいでしょう(継続する方が重要なため)


いかがでしたでしょうか?

普段からコツコツ行っていれば日々の筋肉への疲労が蓄積しにくくなります。

とはいえ筋肉の緊張が強すぎるとストレッチでは動かない、下手にやって筋繊維を痛める場合もあるためご自身で無理をせずご相談いただくのも大事です。

まだ寒い時期は続きますので体を大事にしつつお過ごしください。

 

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