寒波とヒートショック

10年に一度という寒波と深谷近辺では強風が吹き荒れ、この数日は何かと落ち着かないといった方は多いと思われますがいかがお過ごしでしょうか?

スタッフの金子です。

雪は免れたものの暦の上でも大寒になったばかり、寒さの本番を迎える準備はできていますか?

室内でも寒暖差は大きく、特に前回お話した浴室・浴槽とお手洗いはヒートショック現象が起きる可能性があります。

【前回のブログ↓】

https://www.nozomi-s.net/2023/01/13/%E5%86%AC%E3%81%AE%E3%81%8A%E9%A2%A8%E5%91%82%E3%81%AB%E3%81%94%E7%94%A8%E5%BF%83/

こちら、参考になったと同時に実践するにあたってイラストでわかりやすく確認したいという声がありました。

イラストで前回のおさらいをしつつ、補足の説明をしていきたいと思います。


【ヒートショック…特に高齢者は注意】

前回は触れていませんでしたが、本来ヒートショックにかかりやすいのは高齢の方になります。

さらにリスクの高まる要因を付け加えますと

・風呂の温度を42℃以上を好む

一番風呂を好む

・湯船につかる時間が30分を超える長湯

食後すぐ(1時間以内)に入る習慣がある

飲酒をした後に入る習慣がある

などが挙げられます(働き盛りの方でもこれらは避けたほうが無難です)

他にも心臓や脳の病歴があったり、高血圧糖尿病といった健康面に不安を感じている方も要注意です。


【私のヒートショック対策】

前回お話しした私の入浴手順は自身に軽度のヒートショックが起きたため、起こさないよう対処法をイラストにした形となります。

上記の基本的な注意点と風呂のふたを開けて浴室を温めるといった推奨されている対処を踏まえたものです。

前回と合わせて参考にしていただきつつ自分なりに調整してもらえれば幸いです。

 


【お風呂以外にも注意が必要】

また、トイレ廊下・階段といった部屋の間の行き来に関しても注意が必要です。

特に措置を講じていなければトイレや廊下は外気と大差がないため、暖房をつけた部屋と10度以上温度差がある場合が多いです。

 

そのトイレで特に気を付けたいのが排便時の力み

力を込めた際に血圧の変動が起き、血管に負荷がかかるため普段から排便がスムーズに行くよう食物繊維を摂るといった体質改善を考えたほうがよいでしょう。

個人的に便秘気味になるのは少ないのですが、どうしてもお腹が辛い時にはホットミルクを飲んで様子をみます。

 

それと夜間、寝起きのトイレはすぐに寝床に戻りたいと寝間着のまま向かおうとしてしまいますが、温度差を考えきちんと上着を羽織りたいところです。


いかがでしたでしょうか?

改めて参考になっていれば幸いです。

当院ではぎっくり腰や捻挫といった急性の痛みに対してだけでなく、肩こりや腰痛といった原因のはっきりしない慢性化した痛みに対するメンテナンスコースと血行不良によって生じる冷えや筋肉の緊張といった様々な不調を緩和させていく冷え改善コースも行っております。

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