今年も早いもので6月、折り返しに入りました。
スタッフの金子です。
台風の影響による大雨や高温多湿の天候で体の調子がイマイチ…という方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな気象がもたらす「不定愁訴」の事について少しお話していきたいと思います。
【不定愁訴(ふていしゅうそ)とは?】
原因のはっきりしない疲労や集中力低下を始めとした不調の総称で、
・検査をしても異常が見られない
・他人からは不調の度合いがわかりづらい
そういった部分も悩んでしまう所。
梅雨入り間近のこの時期は不定愁訴で心身に負担がかかってきます。
まだ医学的に確立されていないものの、いわゆる「気象病」と呼ばれる天候の変化が元で起こる不調で
・体のだるさ
・肩こり、腰痛
・気持ちの落ち込み
といった心身への影響を及ぼします。
更に仕事や生活で慢性的な疲労や痛みを抱えていると
・頭が重い、頭痛
・ひざ等の関節痛
・古傷の痛み
広い範囲に波及しQOLの大幅な低下を招くため、普段よりも自分自身を労わる必要があります。
【太陽の光を浴びよう】
不調を引き起こす原因の一つとして自律神経の乱れが関係しています。
自律神経は暑さ寒さ・気圧や湿度の変化に対して体内の調整を行っているのですが、急激な変化はストレスとなり乱れを生じさせるのです。
対策としてこの時期特に大事になってくるのが太陽の光に当たる事です。
紫外線を気にして日光に当たらないように気を付けている方も多いと思われますが
・カルシウムの吸収を高め、免疫力を向上させるビタミンDの生成
・精神を安定させるセロトニンの合成を促す
といった働きを持っています。
ビタミンDの生成に必要な紫外線(UVB)はガラス越しには透過しないとされているため、朝の時間屋外で5~10分程度を目安に日光に浴びる事ができると良いでしょう。
服の上や日焼け止めはUVBをカットしてしまいますが、手のひらなど一部が当たればビタミンDの生成を促せます(ただし効率は低下するようです)
セロトニンはいわゆる幸せホルモンと呼ばれ、ストレスを軽減させたり睡眠を安定させる役割があります。
日光浴によって心身両面の健康を維持したいものですね。
いかがでしたでしょうか?
次回は不定愁訴に対してストレスを軽減させるストレッチなどを紹介できればと思います。
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