厄年:心身を労わる年に

お休みによっては9日からお仕事スタートという方もいらっしゃるかと思いますが年末年始はいかがお過ごしでしたか?

スタッフの金子です。

私は泊まりに来た甥の冬休みの宿題をみて教えたりしていました。

また、遠出することはなかったですが熊谷の龍泉寺でお墓参りと厄除けを行ってきました。

そうです、今年は厄年(本厄)に突入してしまうんです。

ですがなんとなく厄年って嫌だなぁという感覚的な話になるものの、何を気を付ければいいのか?

単なる昔からの風習だしとりあえずやっておこうと厄除けをしたわけですが、普段からの行動も気を付けたほうがいいはず。

今回は厄年と体の関係について話をしていきたいと思います。


【厄年=不幸がおきる…わけではない】

厄年を迷信と考えている方も多いのではないでしょうか?

今年の大河ドラマでも扱われる「源氏物語」にも描かれる古い風習で、災いが起こる・大病になるとされています。

厄年の年齢は産まれた時を1歳とする「数え年」で表されるため、「自身の年齢+1歳」が下の年齢に該当します。

 

男性:25歳、42歳、61歳

女性:19歳、33歳、37歳

 

男女で厄年が異なりますが、それは体のつくりが関係しています。

出産や更年期といったそれぞれの時期に起こる身体の変化を始めとして、ホルモンバランスの変化や筋力低下、ストレスの影響などで体調を崩しやすい年齢といえます。

昔の人の経験と知恵から生まれていると考えると単なる迷信と片付けず対応したいですね。


【厄年の方が気を付ける事は?】

厄年である事を気にしすぎるとそれ自体がストレス要因となります。

体調の変化にだけは注意しつつ、行動を無理に制限することはないと考えます。

といっても、10代~20代前半と同じような感覚で生活を送るのは考え物です。

(10代で無理なダイエットや夜更かしを続けていると後々身体に響くのは若い世代に伝えていきたいですが…)

その上であくまで健康面からお話ししますと、生活習慣の見直しは重要になってきます。

 

【食事】

・朝食をとる、夕食と就寝時間を3時間はあける

・暴飲暴食は控える

・肉魚野菜のバランスを意識する

【睡眠】

・就寝/起床時間を一定にする

・6時間以上~8時間の睡眠時間を確保する

・ベッドの中での寝る前スマホをやめる

【運動】

運動機能が低下少しずつ運動する時間を増やしたいところです。

そして心肺機能、筋力と共に重要となってくるのが筋肉の柔軟性。

ランニングや筋トレに比べてストレッチを軽視しがちですが、加齢とともに柔軟性が低下しケガの危険性も高まるため時間を取りたいです。

 

運動の仕方については次回お話しできればと思いますのでよろしくお願いします。

 

また、生活習慣の結果が身体に出てくるのがわかるのが健康診断。

受ける習慣がない、勤め先で健康診断がない場合は市の検診を受けるなどしてご自身の現状を知るのも大事なことです。

 


当たり前だけどなかなか出来ない事が多いと思います。

けれど厄年をきっかけに生活習慣を見直すのも良い機会ではないでしょうか。

 

私自身、年末に受けた健康診断の結果待ちですが、生活習慣にさらに気を付けつつ皆様の施術をさせていただきたいと思いますので本年もよろしくお願いいたします。

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