8月も終わりを迎え9月となり、学生さんたちも新学期の生活に戻っていきましたがいかがお過ごしでしょうか？

スタッフの金子です。

台風が連続して上陸する季節になりましたね。

気圧や湿度の変化が心身に影響を及ぼす可能性がありますので、頭痛や肩こりなどが慢性化している方は血流を良くするために夏場ではありますが湯船にゆっくりつかり血の巡りと自律神経を整えてみて下さい。

9月もまだまだ暑くなりますが体調管理に有効なので慢性痛がない方もシャワーで済ませずお風呂に入ってみて下さい。

 

さて、皆さんは今年の高校野球はご覧になりましたでしょうか？

強豪校が次々と敗退していく中、京都国際高校が初優勝を飾りました。

ですが今回注目するのはそこではなく、高野連が熱中症対策のために行った施策についてお話していきたいと思います。

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【熱中症との戦い】

私の甥は中学で野球部に所属しているのですが、先日練習中に熱中症になってしまいました。

幸い重くはなかったようでその日のうちに回復したのですが、普段から屋外練習で暑さに慣れているといっても温度や湿度、本人の体調によっても変わってくるため過信は禁物です。

ましてや学生さんは部活動などにおいて指導やルールに対して遵守しようとする傾向が（整骨院に来る学生さんの話を聞く中でも）強いようです。

尚の事大人が注意を払いルール作りを徹底したいものですね。

そういった中で、高野連が高校球児たちを守るための環境作りを模索しているのは大きいです。

近年の取り組みを見ていくと

2017（H29）：決勝開始時間を14時からに繰り下げ

2018（H30）：開会式や試合の途中に給水時間を設ける

2020（R2）：スパイクの色を従来の黒以外に白を認めた（熱の吸収を抑えられるため）

2021（R3）：大会期間中の休養日を1日追加した

2023（R5）：5回終了後に10分のクーリングタイムという休息時間を導入

それらに加えて今年からはスケジュールが大きく変わり、午前と夕方に試合を分ける\2部制を一部導入（開幕3日間限定）となりました。

 

開会式（8:30～）後

10：00 ～ 第1試合

16：00 ～ 第2、3試合

2、3日目

8：00 ～ 第1、第2試合

17：00 ～ 第3試合

準決勝

8：00 ～ 第1試合

10：35 ～ 第2試合

決勝

10：00 ～

4日目以降がカバーしきれていない課題点があるという事ですが、日中の一番暑い時間を回避しようというのは試合を取り仕切る側でないと出来ない事なので今後もより良い形に調整してもらいたいものです。

興奮と感動を与えてくれる毎年恒例の行事ではありますが、そこで熱闘を繰り広げているのは両者ともに人間です。

施策を打ってなお熱中症で倒れてしまう球児たちがいる現状は憂慮すべき問題です。

これから甲子園を目指す球児たちも大人の指導に従って頑張っています。

大人が少しでも練習や試合に集中できる環境を整えていきながら、暑さへの自衛する手だてを教えていかなくてはいけないと思いました。

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