新年を迎えたと思ったらあっという間に2月です、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?。
空気の乾燥しているこの時期はインフルエンザを始めとした病気も増えるため、様々な予防策を調べて実践しているのではないかと思われます。
空気の乾燥と言えば、患者さんとのお話の中でこの時期は特に目が渇いて疲れやすいという事をよく耳にします。
いわゆる「ドライアイ」ですね。
今回はそんなドライアイについてお話したいと思います。
【ドライアイの原因】
一言でいうと涙の質と量が低下している事が挙げられます。
何故そうなっているのかをこの後紹介いたします。
【涙の仕事】
そもそも涙って何をしているのか?
・泣く事によって涙と共にストレス物質を排出する
・目に入った異物(ゴミ)を流して追い出す
という役割がありますが、常に目の表面を涙の膜で覆っていて
・菌や異物、乾燥から保護する
・栄養や酸素を目の表面に送る
・角膜を涙で補正して目から入る情報をはっきりしたものにする
涙は視力を含めた健康状態を維持するために必要なものなのです。
【何故涙が出ないのか?】
あくまでもセルフケアで対処できる一般的な要因となります。
(病気や目の手術等の要因はここでは割愛させていただきます)
①環境要因
・モニター画面(TV,PC,スマホ等)を見る→まばたき回数の低下
・空調による空気の乾燥の進行
普通に生活しているつもりでも、現代人の生活は目を酷使しているのです。
②ライフスタイル
不規則な就寝・起床時間、偏った食生活、運動不足
どんなテーマでも必ず出てくる生活面のこれらの問題はドライアイにも関わってきます。
③ストレス
涙の分泌には副交感神経(リラックス時)優位が必要なのですが、現代の環境では交感神経が優位になりやすい緊張状態が1日の多くを占めています。
ストレスにより涙の分泌が抑えられている可能性も考えられます。
④メガネ、コンタクト
①の状態に④を長時間使用する事がドライアイに拍車をかけていると言えます。
もちろんメガネやコンタクトは視力が低下している方にとって必要不可欠なものです。
・メガネは長年使っている場合、フレームの歪みが出ていないか
・度数はご自身の今の視力と合っているか
・コンタクトレンズのタイプはライフスタイルにあったタイプのものか
・使い捨てタイプの場合→普段から期間を超えて使用していないか
必要不可欠なものだからこそ定期的なチェック(2,3年に一度位)をして目への負担を少しでも抑えたいところです。
【目を労わるセルフケア】
①目元周辺を蒸しタオルで温める
涙を構成する要素として眼球を覆うため油分が含まれているのですが、まぶたの内側で油分を分泌する「マイボーム腺」が詰まると油分が減ってドライアイが進行します(まばたき回数の減少や、脂質の多い食生活などが原因とされています)
40~45℃程度の蒸しタオルをアイマスクのように目に乗せて温めると目の疲労を軽減し、油分の詰まりを溶かしやすくします。
電子レンジで濡れタオルを温めて使うのが一般的ですが、ドラッグストアにも使い捨てタイプがあるため、用意や衛生面で気になる方はそれらを使うのもよいでしょう。
②意識した「まばたき」で周囲の筋肉を動かす
まばたきには目の表面を涙で潤す役割があるため、ストレッチと同じような考え方でまばたきをして涙の分泌を促します。
(1)まぶたに力を入れて閉じる(2~3秒)→力を抜く(閉じたまま)
(2)ゆっくり目を開け、再びまぶたに力を入れて閉じた後、目をぱっと開ける
→(1)(2)を数回繰り返す
③目の周辺にある「ツボ」を刺激する
目の周辺には眼精疲労を緩和したり涙の分泌を助けてくれるツボが点在しています。
・眉間にある「印堂(いんどう)」
(上)
・眉毛の付け根にある「さん竹(さんちく)」
・眉毛の中央にある「魚腰(ぎょよう)」
・眉毛の末端にある「糸竹空(しちくくう)」
(下)
・目尻の指の幅1つ分外にある「太陽(たいよう)」
・目の真ん中の下の部分にある「承泣(しょうきゅう)」
・目頭の位置にある「清明(せいめい)」
これらのツボを人差し指と中指の2本の指のひら(指紋のうずがある辺り)で軽く力を入れながら円を描くようにマッサージを行い
眉間→眉毛の付け根→眉毛の末端→目尻→目の下→目頭(1ヵ所辺り3秒位)
の流れで眼球の周辺を1周し、それを数セット繰り返すといいでしょう。
病気の予防は非常に大事ですが、ドライアイから眼精疲労が強まり肩の血行不良や頭痛へと波及していくため、目が渇くだけと軽く考えず対処もしていきたいものです。
もしも血行不良や頭痛が強くなって上記のようなセルフケアで追いつかない時は、当院での施術でサポートできればと考えています。
無理を続けるとその分、元の状態に戻していくのに時間がかかりますので早め早めに対処することが理想的ですのでよろしくお願いします。
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