野菜が高い…高すぎる。

皆様いかがお過ごしでしょうか、受付の正木です。

相変わらず野菜の高騰が止まりません。

鍋料理がおいしい季節ですが白菜もネギもきのこ類も、毎日のように食べているブロッコリーもみんな値上げです。

東京ではキャベツが１０００円だとか。もう献立を考えるのも、家計の方も本当に大変です。

 

しかし、そんな中で大きな価格変動もなくてお財布に優しく、煮ても焼いても炒めても良しの野菜がありました。

「もやし」です。

でも、もやしって確かにお安いけど栄養あるのかな。なんだか水分しかなさそう。そんなイメージですよね（私だけ？）。

ところが色々調べていくうちに、もやしの栄養や健康効果が分かってきました。

一緒にみていきたいと思います。

 

＊もやしに含まれる主な栄養素と健康効果

高血圧予防に役立つ「カリウム」

カリウムは体内のナトリウムの尿中排出を促し、血圧を正常に保つのに重要な役割を担っています。ナトリウムは体内の水分バランスを維持するために必要な栄養素ですが、過剰摂取は血圧上昇の原因となります。この血圧上昇を防ぐサポートをしてくれるのが、カリウムです。

 

丈夫な歯や骨を作る「カルシウム」

カルシウムは、丈夫な歯や骨を作るのに役立つ栄養素です。また、神経や筋肉の興奮を抑える作用もあります。ビタミンDを含んでいる鮭やきのこ類と一緒に摂ると、カルシウムの吸収が良くなります。

 

貧血予防に効果的な「葉酸」

葉酸は赤血球の生成に必要な栄養素であり、貧血予防に効果的です。特に妊娠中の女性は、お腹の赤ちゃんにたくさんの血液を送り込むので、貧血になりやすくなります。そのため意識して摂取するようにしましょう。

 

免疫力を高める「ビタミンC」

ビタミンCはコラーゲンの合成を促進する役割を果たします。コラーゲンは肌の弾力性を保つために必要なたんぱく質であり、不足するとコラーゲンの生成能力が低下し、肌の老化を早めるリスクがあります。その他にもビタミンCは免疫力を高める効果があり、風邪予防や疲労回復にも効果的です。

 

疲労回復を助ける「アスパラギン酸」

もやしにはアスパラギン酸が豊富に含まれています。アスパラギン酸とはアミノ酸の一種で、旨味のもとになる栄養成分とも言われています。新陳代謝を活発にし、疲労回復やスタミナ増強に効果があります。

 

腸内環境を整える「食物繊維」

もやしには食物繊維も含まれており、腸内環境を整える効果や便秘を予防・改善する効果があります。

 

もやしは加熱調理を前提で生産しているので、加熱して食べることが推奨されています。加熱することによって消化しやすくなるため、栄養がちゃんと吸収できるようになります。

炒め物にする場合

長時間加熱すると栄養が失われやすいので、強火で短時間調理する。

茹でる場合

レンジ調理が最適。短時間で加熱でき、栄養の損失を少なくできる。（お皿に移し、ラップしてチン）

スープや汁物にする場合

煮込み過ぎると、ビタミンCや葉酸などの水溶性ビタミンが流出してしまうので注意する。

 

さらに興味深い事に、もやしは部位によって栄養成分の含有量が異なる事が分かりました。

子葉（頭の部分）…葉酸、ビタミンE、ビタミンKを多く含む

茎…カリウム、ビタミンB1,B2、葉酸が豊富

ひげ根…ビタミンC、食物繊維が含まれる

 

いつももやしを食べる時に、ひげは口に残る感じが嫌で取って捨てていましたが、これからは捨てないで食べようと思いました（反省）。水分しかないとか言ってごめんね、もやし（またまた反省）。

 

もやしが全ての野菜の代わりになるわけではありませんが、安くて栄養も豊富、家計の助けにもなるありがたい野菜であることがわかりました。これからも積極的に食卓に取り入れていきたいと思います。

 

さて早いもので2月も今日で終わりですね。天気予報を見ていても花粉情報が気になる季節がやってきます。

私はスギ、ヒノキ、犬、猫、ハムスターのアレルギー持ちなのでこの季節は戦々恐々です。

飲み薬、目薬、点鼻薬など思いつく限りの対策をして、花粉の季節を乗り切りたいと思います。

皆様もご自愛くださいませ。

 

 

 

 

 

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